色が擦れてしまった部分のみ補色
こちらの写真のように肩の部分の色が擦れてしまった状態を補色します。
こちらの写真のように補色をしました。
粘度の高い顔料で補色
・粘度とは
水のようにサラサラしたものは粘度が低く、染み込みやすい。そのため色を革に浸透させることは出来ますが傷っぽい感じなどは変わりません。
逆に粘度の高いものを使用すると、革の上に顔料がしっかりと乗るため傷っぽいボサボサした感じが少なくなります。
・手で馴染ませていく
粘度の高い顔料は指先で薄く、少しずつ塗っていきます。そうすることで、筆を使うより綺麗に馴染みます。
エアブラシだと硬くて噴出してくれませんし、筆ですと塗った感じが残ってしまいます。
革製品の染め直しでお悩みの際はお気軽にご相談ください
ご相談は、LINE・メール・お電話で承っていますのでご相談ください。
責任者 野村 洸介