レザーとナイロンのコンビバッグはマスキングが大切
・全体が革製のバッグは一部金具部分のみのマスキングで大丈夫
本体が全体的に革製のバッグは、ファスナーや持ち手接続部の金具部分のマスキング程度なので前準備の手間はあまりかかりません。
・ナイロンや布とのコンビバッグはマスキングと顔料使用中は革以外の部分への付着に注意する
上記内容のため、誤った部分に飛散させないように入念にマスキングをしていきます。
持ち手は皮脂や汗などが浸透しているので顔料塗装前後が大切
バッグの持ち手は皮脂や汗などが浸透しているため、必ずと言って良い程少なからずのベタ付き感があります。
そのため、顔料塗装の前後の工程が大切になります。
・顔料を乗せる前はいつもより入念にリムーバー処理をする
顔料を乗せる前はやはりリムーバーで、吟や浸透した皮脂や汗を落とします。ただし、表面を落とすだけでなくいつもより入念にリムーバー処理を行います。
・顔料を乗せた後はトップコートでベタつき感を無くす
トップコートの種類はいくつかありますが、今回はCABラッカートップを使用しました。基本的に私がカラーリペアを行う際はリゼッド社製のものを使用しているのですが、その中でも今回のCABラッカートップは顔料のベタ付きを取り除く役割をしているのでこちらを使用しました。
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責任者 野村 洸介