革ジャンの袖口と襟の部分に色擦れがあったので部分的に補色しました。
革ジャンは、革製品の中でも何十年と着用できる万能アイテムで私も大好きです。
トレンドに左右されにくく、経年変化も楽しめます。
革の経年変化も楽しめるのが良いところですが、それでもボロボロ感が部分的に気になることがあるのでそこが味と劣化の気になる境目になることもあるかと思います。
なので、今回はあくまで全体的ではなく味と見極めづらい袖口と襟の一部分だけを補色しました。
補色の流れ
①リムーバーCを水で希釈して汚れや皮脂などを抜きます。
②今回はマスタード系のお色味のため調色をします。ブラウン・イエロー・ブラックで調色しました。
③調色した顔料を乗せていきます。今回は、エッジカバーとして使うような高粘土の顔料を使用しました。
ポイント
袖や襟はお財布で言うとコバのような感覚が近いので粘度の高い顔料を使用しました。粘度の違いでの用途は今後ブログに記載したいと思います。また、カラー系の革製品は調色が一番の肝になります。調色は新品より使用品の方が色感が変わるため難しいです。