
オロビアンコの革製部分(持ち手・かぶせ)の色褪せ補修
レザーとナイロンのコンビバッグはマスキングが大切 ・全体が革製のバッグは一部金具部分のみのマスキングで大丈夫 本体が全体的に革製のバッグは、ファスナーや持ち手接続部の金具部分のマスキング程度なので前準備の手間はあまりかか
レザーとナイロンのコンビバッグはマスキングが大切 ・全体が革製のバッグは一部金具部分のみのマスキングで大丈夫 本体が全体的に革製のバッグは、ファスナーや持ち手接続部の金具部分のマスキング程度なので前準備の手間はあまりかか
色褪せ箇所が複数あり、全体的に染め直しをしました。 レザージャケット染め直し前の写真 ・ウエストポケット付近 ・肩周りのアームホール ・袖口の色褪せ レザージャケット染め直し後の写真 ・ウエストポケット付近
元の色をベースに色擦れ部分を染め直しました 本体の色擦れ部分 ・染め直し前 端の方が少し色擦れを起こしています。 ・染め直し後 色擦れが改善されました。艶の調整もしながら仕上げます。 持ち手部
色褪せが数箇所ある場合は全体的に染め直し ポケットや袖先、比翼の角など複数色スレや色褪せがある場合は全体的に染め直すことで改善できます。 ポケット(染め直し前) 袖口(染め直し前) 比翼の擦れ
毛足のある革の色褪せを補修するには 今回の革は少し毛足のある革で、通常とは出来ることが限られてきます。 スエード素材にも言えることですが、銀面のある革は表面の仕上げを落として革へ浸透しやすくしますが、毛足のある革は表面を
明るい水色系から黒への染め替え 革製品のジャケットやバッグを染め替えるときは、色や素材感によって色の入りやすさ・変わりやすさが変わってきます。 今回のレザーダウンについては、色の変化が変わりやすかったので染め替え自体は難
鮮やかな色を黒に染め替える 赤や緑・青といった鮮やかな色を染め替えるときは染料・顔料共に同じ工程を何度も繰り返します。 今回は、染料の黒染め3回・顔料の色乗せ3回施しました。 乾かして乗せて、乾かして乗せてを繰り返しまし
ヌメ革の染め替え 今回の染め直しは、ベージュ系のお色味からココアブラウン(焦げ茶)へ色替えをしました。 染め方としては、ヌメ革なので染料をベースにしてトップコート(仕上げ)はワックスで艶出しをしました。また、染め方はあえ
革部分のみの染め直し方法について 今回のように、ナイロンベースでパイピングや持ち手のみが革となっている場合はナイロンに顔料が付着しないよう細心の注意をして作業に入ります。 付着させないための工夫としては革部分周辺にマスキ
ヌメ革とは 革製品は、革の鞣し(加工の仕方)によって変わりますがヌメ革はタンニン鞣しといった植物樹脂を使用して加工します。 特徴としては、①ハリと強さを持った仕上がり②数十年使用出来るほどの耐久性③エイジングを楽しめる
革ジャンやパンツを中心にレザーウェアのオーダーメイドを行っています。
年末年始行われている日本橋三越の「匠の技展」など、定期的に百貨店への出展をして
います。
レザーウェアのオーダーメイドはこちらのサイトをご覧ください。